【リリース】行動ターゲティング型情報配信プラットフォーム「プロファイルパスポート」実証実験を開始します 08/03/11
株式会社ブログウォッチャー(本社:東京都中央区 代表取締役社長:羽野仁彦)は、消費者ひとりひとりが発信するCGM情報と行動履歴を関連付けて蓄積し、行動ターゲティング型の情報提供サービスに活用していく、実証モデルサービス「プロファイルパスポート」の開発を行っておりましたが、2008年3月より、「プロファイルパスポート」に対応するサービスとして、ブログウォッチャーが開発したSNSサービス「Shooti Town」(シューティタウン)とゲーム「Game0.1a wyrd(ウィルド)」プロトタイプをリリースします。この2つのサービスを中心として、嗜好情報を利用したOne to Oneの行動ターゲティング型の情報配信サービスの検証を行います。
【プロファイルパスポートの全体概要図】
【Shooti Townとは】
「Shooti Town(シューティタウン)(https://town.shooti.jp/)」とはPC、携帯電話、家庭用テレビゲーム機、PDAのマルチデバイスに対応したSNSサービスです。商品レビューや日記を書くことで、プロファイルパスポートに個人の嗜好性が蓄積されるため、特定の個人の嗜好性に合致する情報の提供が可能となります。
【Game0.1a wyrdとは】
「Game0.1a wyrd(ウィルド)(http://wyrd.profilepassport.jp/client/web/wyrd.html)」は、「Wii」上のブラウザで動作するアドベンチャーゲームです。「Shooti Town(シューティタウン)」と「プロファイルパスポート」を通じて情報が連携し、「Shooti Town(シューティタウン)」に記録した行動や情報がゲームに反映されます。その結果、ゲーム内のイベントをクリアすると、現実世界で使用可能なユーザーの嗜好性に合ったクーポンなどのお得な情報が提供されます。
【プロファイルパスポートとは】
「プロファイルパスポート(http://www.profilepassport.jp/)」は、RFID・カメラ・GPSなどの技術で周辺情報を取得するセンシング技術と、自由文を解析するテキストマイニング技術を用い、消費者がブログやレビューなどのCGM情報に様々な行動履歴を関連付けて、一元的に蓄積したデータベースです。「プロファイルパスポート」による情報配信事業を実現し、将来的には「プロファイルパスポート」を共通化し公開を目指します。その結果、消費者に適したサービスを提供したい企業や、消費者の情報を獲得したい企業にとって、プロファイルパスポートは必要不可欠な行動ターゲティング情報基盤となることを期待しています。
【実証プロトタイプの概要図】
【Shooti Town】
「Shooti Town(シューティタウン)」とは、PC、携帯電話、「Wii※1」等の家庭用テレビゲーム機、PDAのマルチデバイス対応のSNSです。「Game0.1a wyrd(ウィルド)」やその他の提携サービスに自動ログインでき、様々な会員サービスを総合的に利用することができます。
※1 Wiiは任天堂株式会社の登録商標です。
■友達機能
友達とのメールやお互いを紹介しあうことができる機能。
■カレンダー
予定を登録することで、リマインダーとしてだけではなく、予定の内容に合致した情報が配信される。(観光地情報等)
■移動履歴・レーダー機能
自分が移動した履歴を保存できる。レーダー機能により、近くにいる友人を探すことが可能。
■ゲームとの連携
「Game0.1a wyrd(ウィルド)」に自動でログイン。SNSへの書き込み内容がゲームに反映される。
【Game0.1a wyrd(ウィルド)】
「Game0.1a wyrd(ウィルド)」とは、PCと「Wii」上のブラウザ(インターネットチャンネル)で動作するアドベンチャーゲーム。「陽炎町」という東京のパラレルワールドを舞台に、主人公とそのパートナーとなる女の子が、様々なイベントをクリアしていきます。「Game0.1a wyrd(ウィルド)」は、「Shooti Town(シューティタウン)」と「プロファイルパスポート」を通じて提携しているため、「Shooti Town(シューティタウン)」」上での行動や情報がゲームに反映されます。ユーザーは、「Shooti Town(シューティタウンにレビューや日記を書いて陽炎町を成長させゲームのクリアを目指します。
■レビューや日記を書くことで、街が成長
「Shooti Town(シューティタウン)」でレビューや日記を書くと、ゲームに特殊なアイテムが登場したり、キャラクターが住む街が成長したりする。例えばイタリア料理店のレビューを書くと、その街にイタリア料理店が登場するといったように、情報が連携。
■ゲームをクリアすると現実世界で使えるクーポンをプレゼント
ゲーム内のイベントをクリアすると、本人の嗜好性に合う現実世界で使用できるクーポンなどが獲得できる。
■テレビ視聴
Youtubeなどの動画を、「Wii」などでもより気軽に楽しめるようになる。閲覧履歴を蓄積することで、ユーザーの嗜好性に合致した動画推薦を目指す。
【ビジネスモデル】
従来のアドサーバーは、広告情報をページに対して配信するのに対し、プロファイルパスポートのアドサーバーは、個人に対して配信するため、広告価値を高めることができます。
【実証モデルサービスで利用されている技術】
■テキストマイニング技術
ブログや携帯メールなどの口語体の自然文章に対応した形態素解析技術や係り受け解析技術を、東京工業大学の奥村准教授、奈良先端科学技術大学院大学の松本教授とともに開発し、ブログ・レビュー・日記の解析精度を向上。本技術は、情報大航海プロジェクトの成果として、無償公開する予定です。
■TPOに応じた推薦ができるコンシェルジュ型レコメンデーション技術
同行者、天候、気温、所持金など自分のまわりの状況によって、推薦されたい情報が異なる場合があります。例えば、友達と一緒に行くレストランと、上司と接待で使うレストランが異なるように、利用者の周辺情報(TPO)を考慮し、最適な推薦ができるレコメンデーションエンジンを、奈良先端科学技術大学院大学の中島助教と共同開発し、情報配信のフィット感を向上。本技術は情報大航海プロジェクトの成果として、無償公開する予定です。
■ゲームやアニメの感覚を取り入れたリッチインターフェイス生成支援技術
アドベンチャーゲーム「Game0.1a wyrd(ウィルド)」は、FlashとXMLで生成しており、様々なデバイスにおいて表示が可能です。「Game0.1a wyrd(ウィルド)」のカスタマイズはXMLを書きかえるだけで変更することができ、簡便にストーリーやステージを作ることができます。来年度から、ユーザーが自由にWyrd上でゲームのステージを作ることができるツールを開発し、無償公開する予定です。
■位置情報同定技術
携帯電話に搭載されているGPSでの位置測位の他に、無線LAN(Wi-Fi)のビーコン情報による位置情報測位技術PlaceEngine※を用いて、GPS機能が搭載されていないノートパソコン、PDA、携帯ゲーム機でも位置を測位することが可能になります。
※「PlaceEngine」は、クウジット株式会社の登録商標です。「PlaceEngine」は株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発し、クウジット株式会社がライセンスを行っている技術です。
■動画に対するソーシャルタギング技術
「Wii」等の家庭用テレビゲーム機やPC上で閲覧した動画のログを記録します。株式会社メタキャストの動画検索エンジン「SAGURI」を「Shooti Town(シューティタウン)」、「Game0.1a wyrd(ウィルド)」に適用させ、株式会社メタキャストが持つ、豊富な動画のメタ情報を呼び出すことができます。閲覧した動画には、メタ情報が付与され、解析対象の重要なデータとなります。
■Lifelogとの連携
KDDI研究所が研究開発しているLifelogとの「Shooti Town(シューティタウン)」、「Game0.1a wyrd(ウィルド)」との連携を実現しています。携帯電話で撮影された写真やバーコード、日記などを連携させています。
【プロファイルパスポートの今後の予定】
プロファイルパスポート情報配信サーバーを構築し、一人一人にあった情報配信を試験的に実施します。また、ゲームやアニメ感覚のインターフェイス技術を応用し、「Game0.1a wyrd(ウィルド)」のゲームのストーリーやステージをユーザーが自由に作ることができるサービスを検討しています。レコメンデーションエンジンの分野拡大、個人情報・プライバシー保護技術の開発を行い、プロファイルパスポート事業の本格的な試験運用開始を目指します。


