社員インタビュー

蔦田 慎史(Tsutada Shinji)

プロダクト&データマネージャー

僕らの仕事は、
目標地点にダッシュで向かい、
最初に旗を立てること。
どうせなら今から世界一を
目指せる会社のほうが面白い

入社までの来歴

「義務教育は中学までだし、高校には行かなくていいかな」と思って、中学校の卒業後に1年ほど旅に出たんです。そのときに牧場で住み込みで働いたのをきっかけに乗馬を始め、プロを目指そうと思いました。「高校に通うなら乗馬クラブに通ってもいい」と親に言われ、卒業後は実際に4年間プロとしても活動しました。

牧場では試合に出ながら馬のトレーニングや世話をして、お客さんに馬を販売する仕事もしていましたが、僕はその成績で全国22ヶ所の乗馬クラブのトップになりました。その頃に「自分は馬も好きだけど、仕事そのものが好きなんだな」と気づいたんです。

また馬には経済行為として売買もされる側面もあったので、その部分にもきちんと向き合いたいと思い、大学で経済学を学ぶことを決めました。アメリカの大学を選んだのは、成績次第で飛び級ができることと、「英語の科目の授業がイヤだけど、アメリカなら全部の授業が英語だから、英語の科目が一つ減るな」と思ったからです(笑)。

最初は語学の影響が少ない数学の授業ばかりを取っていましたが、そのとき周囲の優秀な学生はコンピューターサイエンスを学んでいる人が多かった。大学はシリコンバレーにあり、アップル本社もすぐ近くという環境だったので、僕もコンピューターサイエンスの勉強をはじめ、経済学にコンピューターサイエンスと、2つの学位を取りました。

卒業後に働く場所は、世界のどこでもいいと思っていましたし、アメリカにも魅力的な会社はありましたが、「どうせなら今から世界一を目指せる会社のほうが面白いだろうな」と思いました。それで日本の会社も受けてみたときに、リクルートの人事の人がカッコいい人で。その雰囲気に惹かれて入社しました。

ブログウォッチャーで取り組んできたこと

僕が入社した頃は、ブログウォッチャーが広告以外の分野での位置情報データの価値化、販売を始めた時期でした。当時はデータの抽出や加工をできる社員が僕を含めて2人しかいなかったので、勉強しながらその作業を行い、商品開発や販売の仕事もしていました。

今のブログウォッチャーでは、営業がメインの社員にも自分でデータを扱える人がいるし、コアなメンバーはそれぞれの尖った強みを持ちながら、別の分野の仕事もしています。営業、商品企画、技術、マーケティングの社員の距離がすごく近い会社なので、僕も入社してすぐに色々な経験ができました。

僕らの位置情報データのプロダクトには色々な価値があると思いますが、その一つは、取引先の企業や自治体の決断をより早く、質のいいものにできること。店舗の出店計画も、チラシをどこに撒くべきかも、人流データをもとに提案ができますし、自治体が行う花火大会などのイベントでも、どの道がどの時間帯に混雑するのかを割り出し、救急車や警備員を配置場所も導き出せます。今までは現場の勘や感覚で判断していたことを、データ的な裏付けをとって提案できるので、「組織内での承認プロセスがスムーズになった」「トラブルが減った」という声もいただいています。

そういった”刺さるプロダクト”を作るために大切なのは、様々な企業の人と実際に会い、課題を聞き出す機会をつくること。うちの会社では、お客さんの会社のエンジニアと直接コミュニケーションを取ることも多いので、伝言ゲームになって時間がかかることもないし、技術屋にとってはストレスがない。トップの酒田も技術上がりなので、データのことが分からない上司からセンスの悪いオーダーをされることもないですね(笑)。余計な回り道をせず、提案から実装まで最短距離で仕事ができます。

ブログウォッチャーのいいところは、「この業界の人に会いたい」と思い立ったとき、社内やリクルート関係者を通じてすぐに紹介をしてもらえること。いろいろな業界のビジネス構造も課題も分かります。大きな企業とビジネスをしても、マーケティング部の部長さんなどとやり取りをすることも多く、優れた仕事をしてきた人たちと一緒にプロダクトを作ることができる。勉強になることは本当に多いですし、力がついてきた実感もあるので、今なら会社から突然放り出されても一人でビジネスをできる自信があります。

日々の仕事の内容

今は技術開発グループのグループ長として、技術周りの発注責任を持ちながら、自分でプロダクトも作っています。

就業時間は10時から18時半ですが、僕は7時頃には出社して仕事をはじめます。朝早い時間のほうが仕事は捗りますし、会社に誰もいないときに、誰にも話しかけられずに仕事に集中できる時間は貴重なんです。早朝から開いている人形町のうどん屋で、パッと朝食をとってから出社するのが毎日のルーティーンですね。

今は平日5日のうち1日半~2日ほどはコーディングやプロファイリングの作業に当てるようにしています。そして内部の方針決めにも2日程度を使い、あとの1日程度の時間でお客さんとの商談をする。そのくらいが自分の理想的なペースです。

技術開発のグループには25人ほどのメンバーがいますし、会社では人と話している時間が長いです。周囲の人を巻き込み、説明をして、納得してもらうことにしっかり時間をかけるようにしています。あとこの会社の事業では、僕のグループがかかわらない仕事はないんですよ。営業が取ってきた仕事も、誰かが企画したプロダクトも、僕らの部署が作業を行います。

最近は会社が大きくなり、お客さんも増えてきたので、業務プロセスの整理・改善にも力を入れています。今までは誰かが気合で乗り切っていた部分を、少ないプロセスで効率的に働ける環境を作っていきたいですね。業務プロセスを改善すれば、これまでは1動いて1しか上がらなかった成果を、10にも100にもできる。社内で使うデータ納品ツールを作って、実際に作業効率は上がりましたし、まだ改善できるポイントは沢山あると思っています。

作業量が多くて大変は大変ですが、一つ一つのプロダクトを上手く動かすには、自分がその裏側まできちんと把握しておくことが必要です。まだ80人くらいの企業なので、「会社のプロダクトは全部自分が理解しています」くらいじゃないと成り立たないと思っています。でも仕事では無理はせず、体調が悪かったり気分が乗らなかったりするときは、きっちり休む。それは馬の調教と一緒ですね。あと僕は「相手が人でも馬でもコミュニケーションのとり方は一緒」だと思っていますが、これは理解してもらえないことが多いです(笑)。

どんな人がこの会社に向いているか&今後

ブログウォッチャーに向いているのは、前向きで明るい人だと思います。この会社では、新しいことを始められますし、本当の自由を与えられますが、自由に何でもできる環境は、実は辛いことも多い。「自分は何をしたいのか」と真剣に向き合えて、その辛さを乗り越えられる人や、自分から進んで行動を起こせる人にはすごく楽しい環境だと思います。

今のブログウォッチャーには勝ち癖もついているし、社内の雰囲気もとてもいい。組織の縦割り感もなく、風通しもすごくいいですね。情報工学を学んできた人でも、興味の範囲が広い人なら、マーケティングや営業の仕事に取り組めるし、そこで力をつけられる。僕は「いろいろなことができる方が人生は楽しい」と思っているので、今の仕事が楽しいですし、同じようなタイプの人には向いている会社だと思います。

これからも新しいチャレンジをして事業を大きくしていきたいし、僕らが「ここの山を登りたい」と決めたところでトップになりたい。今のブログウォッチャーは位置情報データのビジネスがメインですが、良いメンバーが集って楽しく働ける環境が整っているので、極端な話、「明日からまったく違う事業をします」と言われても凄いことができると思っています。常にそういう会社でありたいし、会社が継続して成長していける土台をきちんと作っていきたいです。

今後、世の中でさらに位置情報データの活用が進んでいくことも、人類がどのような方向に向かっていくのかも、大まかなことは分かっています。ただ、その過程では様々な障害がある。僕らの仕事は、その障害を乗り越えながら目標地点にダッシュで向かい、最初に旗を立てること。放っておいても10年後には世界で実現していることを、僕らは1年後に実現できる力があると思う。その過程にいられるのが楽しいし、それがブログウォッチャーの持っている価値だと思っています。

プロフィール

蔦田 慎史(2016年入社)
プロダクト&データマネージャー

高校時代から乗馬競技で活躍し、高校卒業後は大阪の乗馬センターに勤務しながら4年間プロとして活動。その後はUCLAに進学し、経済学とコンピューターサイエンスの学位を取得。2016年にリクルートに入社と同時にブログウォッチャーにアサイン。2017年にはリクルートライフスタイルの最優秀新人賞を受賞。