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2021.03.26

【News Release】観光DX 伊丹市、コロプラ、ブログウォッチャーが位置情報を活用したデジタル広告配信実証実験を実施

株式会社ブログウォッチャー(代表取締役社長:酒田理人、本社:東京都中央区、以下「ブログウォッチャー」)と、伊丹市と、株式会社コロプラ(代表取締役社長:馬場功淳、本社:東京都渋谷区)のおでかけ研究所(以下、「コロプラおでかけ研究所」)は、シティプロモーション事業の一環として、「日本遺産認定記念 GoTo伊丹キャンペーン 阪神タイガースOBトークショー」において、コロナ禍における新たな広報活動のありかたについて、実証実験をいたしましたことをお知らせいたします。

 新型コロナウイルス対策により新たな生活様式が求められるなか、伊丹市民及び伊丹市を訪れる周辺地域の方々への情報提供も、従来型のイベント会場などでの広報誌・チラシ・ポスターによる広報機会が減少しています。それに伴い、非対面での情報提供方法として、ウェブサイトやデジタル広告を中心としたデジタルプロモーションへの転換を推し進める必要があります。特に、観光振興分野においては、位置情報を活用した広告手法がより効果的な情報配信手法として期待されています。

 本実証実験では、伊丹市と、コロプラおでかけ研究所、ブログウォッチャーが、位置情報を活用したデジタルプロモーションの効率化を目的とし、広告配信手法および配信結果の分析を実施しております。

 今後、本実証実験で得られた知見を、より効率的なニューノーマル時代の広報活動に活かしてまいります。

 本実証実験の詳細につきましては以下をご参照ください。

伊丹市シティプロモーション事業における実証実験について

1.概要
(1)目的
  ニューノーマル時代の効率的なプロモーション手法の検証
(2)手法 
 
2.実施結果
(1)配信前分析:位置情報を用いた推計手法によるターゲティング
〇結果
位置情報を用いた推計手法により、「当該広告に興味関心があると推計された層」は、「興味関心がないと推定される層」と比較して約2倍のCTR(※2)を獲得
 

配信対象者

CTR

A:当該広告に興味関心があると推定される層

0.22%

B:当該広告に興味関心がないと推定される層

0.11%

 
 
 
※1位置情報の利用に関して事前に許諾済みの個人情報を含まないデータを使用
※2CTR(Click Through Rate):ユーザーに広告が表示された回数(インプレッション数)のうち、ユーザーが当該広告をクリックした回数の割合

(2)事後分析:事前ターゲティング×広告接触者の傾向

〇結果
A、B群双方の広告接触者の分布は以下の通りとなった。
A群は特に会場周辺地域での反応が中心となっており、会場来訪可能性が高い層へリーチできている。
 
図1 【広告接触者】A:当該広告に興味関心があると推定される層
 
 
 
図2 【広告接触者】B:当該広告に興味関心がないと推定される層

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ブログウォッチャーの位置情報等のデータは個人の許諾を得た場合のみ取得し、許諾を得た範囲内において、特定の個人を識別されない状態で利活用を行っています。詳しくは、ブログウォッチャーの「位置情報等のデータの取得・活用について」をご参照ください。
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