行動ターゲティング広告のターゲティングという言葉が嫌いな件

行動ターゲティング広告市場が伸びているというニュースをたまに聞きますが、

あまりターゲティングという言葉は好きではない。

いや嫌いと言っても良いです。

でも、私は行動ターゲティングという技術に関しては否定的ではありません。




■ターゲティングは企業目線の言葉

言葉遊びかもしれませんが、

ターゲティングという言葉は、企業目線の言葉だ。

企業が必要としている消費者をターゲット(標的)として

情報(広告)を届けるということだ。

なんか、お客様である消費者に対して

ターゲティング(標的にする)というのは、やはり違和感がある。


■情報が溢れる世界にはフィルタリングが必要

ただ、私はターゲティングの技術は否定しているわけではありません。

ソーシャルメディアが急増していることによる影響は

口コミが増えるということだけではありません。

個人が消費できる情報許容量を超えて、情報が溢れはじめるということだ。

消費可能情報量.jpeg情報量は増え続けているが、人間が消費できる情報量は有限なのです。

メール広告が凋落したのは、メールのフィルタリングソフトの性能が向上したからです。

消費者は自分にあった情報だけを受け取ることができるようになってきました。

■口コミでさえも見切れない

以下はじゃらんの口コミだが、ホテルの口コミが全部で2500件以上!

こんなのはすべて見切れません。。。

じゃらんの口コミ.jpg

自分に必要な情報をこの中から探すのは至難の業になります。

さらに、最近は、だいぶ減りましたが、

口コミをお金で無理やり増やすマーケッターも

いまだにたくさんいることは悲しいことです。

「ヤラセ口コミ」は、ただでさえ、消費できない情報量が溢れる世界に、

さらに無駄に口コミを増やす行為です。

消費者視点に立ってみれば、こんな方法は取らない方が賢明です。

話がそれてしまいましたが、

情報が溢れかえり、口コミでさえ、

どれを見たら良いかわからない時代になりそうです。

■おせっかいだけどフィルタリングしてくれる技術

今後、情報が溢れ続けるし、

どれが自分にあった情報かわからない状態になってくるはずだ。

その中で、自分の動きや行動を見守ってくれて

おせっかいだけど、情報を選別してフィルタリングする技術は

きっと求められるはずだと思っている。

行動ターゲティングとおせっかいフィルタリングの技術は同じ。

でも、企業視点なのか、消費者視点なのかで

その技術の使い方は大きく変わる。

私たちは、消費者を「ターゲティング」することはしたくない。

情報が溢れる世界に、洪水に飲み込まれないように、

助け舟を出せるサービスを展開していきたいと思う。

いま計画しているプロジェクトが成功すれば・・・がんばります。

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